最近、PS5の大容量ゲームが増えてきて、ストレージ容量に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今日は、私が実際に試して効果的だった PS5 のストレージ容量を増やすための3つの方法をご紹介します。さらに、2025年最新の情報と実践的なアドバイスも加えていきます。
なぜPS5のストレージがすぐいっぱいになるのか?
最近のPS5ゲームは、美しいグラフィックスと広大な世界観を実現するため、驚くほど大容量になっています。例えば、「Call of Duty: Modern Warfare」シリーズは200GB以上を必要とし、「God of War Ragnarök」も118.5GBものストレージを使用します。最新のAAAタイトルでは、アップデートとDLCを含めると300GBを超えるゲームも珍しくありません。
PS5の内蔵SSDは825GBですが、システムファイルを除くと実際に使えるのは667GB程度。数本のゲームをインストールしただけで、あっという間にストレージが足りなくなってしまいますよね。
私も発売日に購入したPS5で、はじめの数ヶ月は頻繁に「ストレージ容量が不足しています」という警告と格闘していました。ゲームをプレイするたびに「どのゲームを削除しようか」と悩む日々…。そんな経験から編み出した解決策をシェアします。
PS5ストレージ不足解決法:基本の3ステップ
それでは、具体的な解決方法を見ていきましょう。
1. トロフィービデオの削除でスペースを確保
意外と知られていないのですが、PS5はトロフィー獲得時に自動的に動画を保存する機能があります。これが知らないうちにストレージを圧迫している可能性が高いんです。
設定方法:
- PS5のホーム画面から「設定」を開く
- 「キャプチャーと配信」を選択
- 「トロフィー」のセクションへ
- 「トロフィービデオを保存」をオフに
私の経験では、この設定を変更しただけで最大10GB程度のスペースが空くことがありました。特に、プラチナトロフィーを狙うようなゲームをプレイしている場合、知らないうちに数十GBものビデオが蓄積されていることも!
さらに、既に保存されているトロフィービデオも一括削除できます:
- 「ストレージ」メニューへアクセス
- 「コンソールストレージ」を選択
- 「メディアギャラリー」から「トロフィー」フォルダを確認
- 不要なビデオを選択して削除
ゲーマーの中には全トロフィーの記録を残したい方もいるかもしれませんが、容量に困っている場合は、特に思い入れのない記録は思い切って削除することをお勧めします。
2. クラウドストレージの活用
PS Plusに加入している方は、ぜひクラウドストレージを活用しましょう。セーブデータをクラウドに保存することで、ローカルストレージの消費を抑えることができます。
具体的な手順:
- ゲームのセーブデータを選択
- オプションボタンを押す
- 「クラウドにアップロード」を選択
私の場合、RPGやアクションゲームのセーブデータが多く、クラウドストレージの活用で約30GB以上の容量を確保できました。最近プレイした「Elden Ring」のセーブデータは、複数キャラクターを作成していたため約5GB近くありましたが、クラウド保存で内部ストレージを節約できました。
また、万が一の故障時のバックアップとしても機能するので、一石二鳥ですね。2025年現在、PS Plusの全てのティア(Essential、Extra、Premium)でクラウドセーブが利用可能ですので、未加入の方はこれを機に検討してみてはいかがでしょうか。
自動アップロードの設定方法:
- 「設定」→「保存データとゲーム/アプリ設定」を選択
- 「PS5のゲームの保存データ」を選択
- 「クラウドへの自動アップロード」をオンに
これで、最新のセーブデータが自動的にクラウドに保存されるようになります。
3. PS Plus Premiumのクラウドゲーミングサービス活用
最後にご紹介するのは、PS Plus Premiumのクラウドゲーミングサービスです。これは完全にゲームをストリーミングでプレイする方法で、ローカルストレージを一切使用しません。
クラウドゲーミングのメリット:
- インストール不要でゲームをすぐにプレイ可能
- ストレージ容量を気にする必要なし
- 数百タイトルのゲームライブラリにアクセス可能
- 2025年には4K/60fpsストリーミングにも対応(一部タイトル)
ただし、注意点として、安定した高速インターネット接続(最低25Mbps以上推奨)が必要です。私の場合、光回線(1Gbps)で利用していますが、ほとんどラグを感じることなくプレイできています。
実際の体験談として、先月「Horizon Forbidden West」をクラウドでプレイしましたが、ローカルインストールの98GBを節約できただけでなく、ロード時間も気にならないレベルでした。ただし、オンライン対戦ゲームなど、ミリ秒単位の反応が求められるタイトルでは、若干の遅延を感じることもあります。
より本格的な解決策:外付けSSDの増設
上記3つの方法で対処できない場合は、PS5対応のNVMe SSD増設も検討してみてください。2025年現在、1TB SSDの価格は大幅に下落し、1万5千円前後で購入可能になっています。
PS5対応SSD選びのポイント:
- PCIe Gen4 NVMe SSDであること
- 読み取り速度が5,500MB/s以上
- ヒートシンク付きか別途取り付け可能なもの
- 容量は最低1TB以上を推奨
私が実際に使用しているのは「WD_BLACK SN850X 2TB」です。取り付けも20分程度で完了し、PS5の使用感が劇的に向上しました。特に大型オープンワールドゲームのロード時間が短縮され、ストレージの心配なく複数のゲームを同時にインストールしておけるのが最大のメリットです。
SSD増設の手順:
- PS5の電源を完全にオフにする
- 側面カバーを外す(公式ガイドに従って慎重に)
- 拡張スロットのカバーを外す
- SSDを正しい向きで挿入し、ネジで固定
- カバーを元に戻し、PS5を起動
- 画面の指示に従ってSSDをフォーマット
日常的なストレージ管理のコツ
上記の方法に加えて、日常的なストレージ管理のコツもいくつかご紹介します:
未使用ゲームの定期的な整理
3ヶ月以上プレイしていないゲームは思い切って削除しましょう。セーブデータはクラウドに保存されているので、また遊びたくなったときにダウンロードすれば問題ありません。
ゲーム内の不要DLCの削除
多くのゲームでは、言語パックやテクスチャなど、使わないDLCが含まれています。例えば「Cyberpunk 2077」では、使用しない言語パックを削除するだけで約10GB節約できました。
アップデート前のストレージ確認
大型アップデートがある場合、事前にストレージ状況を確認し、必要に応じて容量を確保しておきましょう。アップデート時に二倍近い一時的な空き容量が必要になることがあります。
ダウンロード管理の習慣化
PS5のダウンロード/アップロード画面を定期的にチェックして、不要なダウンロードをキャンセルする習慣をつけましょう。知らないうちに大型アップデートが進行していることもあります。
まとめ
PS5のストレージ不足は、適切な管理方法を知っているだけで、かなり改善できます。特に無料で実践できるトロフィービデオの削除とクラウドストレージの活用は、すぐにでも試してみる価値があります。また、PS Plus Premiumへのアップグレードを検討している方は、クラウドゲーミング機能も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
2025年になった今、PS5のゲームはますます大容量化しています。「Grand Theft Auto VI」や「Final Fantasy XVI Part 2」などの大型タイトルが控える中、ストレージ管理は今後も重要な課題であり続けるでしょう。
最後に、ゲームを削除する際は、必ずセーブデータを保存しておくことを忘れずに。また、定期的にストレージの使用状況をチェックする習慣をつけることで、急なストレージ不足に悩まされることも少なくなるはずです。
みなさんも、これらの方法を試して、ストレージ容量の心配なくPS5ゲームを存分に楽しんでください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。良いゲームライフを!