ランニングでApple Watchを使う際に、必ず知っておかなければならないポイントや活用方法をご紹介します!
Apple Watchは、2015年に発売されたスマートウォッチです。最初は高級感があるスタイリッシュなデザインが売りだったものの、今では様々な機能やセンサーが付いた、最高のフィットネスデバイスの1つになっています。
例えば、血中酸素や安静時の心拍数、睡眠時間、指輪交換など、多くの情報を得ることができます。
Apple Watchには、たくさんのヒントやコツがあるんだけど、今回はとくにランニングに役立つヒントを紹介するよ!
もし手元にApple Watchの中でも、Watch Series 8やWatch SE、またはWatch Ultraといった最新のモデルやwatchOS 9以前の古いモデルがあるなら、手首に装着しているこの四角いかたちのものを、より便利に使う方法を紹介します。
必要な機能やコツを知って、最大限に活用しましょう。
データ分析のフル活用術!
Apple Watchでは、ランニング中に歩幅の大きさや接地時間、上下の動き、パワーなどのいくつかの指標が確認できます。
どの情報が重要で、あなたにとって役立つかは好みによりますが、ランニング後にデータを分析することで改善できることは間違いありません。
例えば、ランニング中に各歩幅の上下動きを確認したい場合は、「Workout」アプリを開いて「Outdoor Run」を選びます。
その後、「…」アイコンをタップして、「Workout View」に移動し、下にスクロールして「Edit」をタップします。「Edit」画面では、パワーなどの他の指標画面も含めて、表示する指標画面を選択することができます。自分にとって最も重要な指標を表示させるよう設定しましょう。
ランニング後に、収集したデータを確認し、分析したい場合は、iPhoneのフィットネスアプリを使えば簡単です。
まず、確認したいランニングのデータを探し、それをタップします。その後、「もっと見る」ボタンをタップすれば、詳細なデータを確認できます。
例えば、どのくらいの距離を走ったか、どのくらい時間がかかったか、消費カロリーはどれくらいかなど、様々な情報が手軽に見られるようになります。
Pacerを使いこなせば目標達成がラクラク!役立つ方法とは?
Apple Watchには、あなたのランニングペースを助けてくれるPacer機能が内蔵されています。ペーサーが側にいないと心配になるかもしれませんが、Apple Watchがあれば安心ですよ!設定方法は簡単です。
まず、Workoutアプリを開きます。Outdoor RunまたはIndoor Runに向かい、ワークアウトカードの横にある3つの点をタップします。
そこで、Pacerカードのオプションが表示されます。すぐに調整しましょう!距離と時間を選択して完了を押すだけです。
そして、ワークアウトを開始するとPacerがスタートします。アップルウォッチならランニングがもっと楽しくなりますよ!
走るのがもっと楽しくなる!「自動トラック検出」がもたらすメリットとは?
「自動トラック検出機能」とは、アメリカだけで使えるものだったけど、今は日本でも使えるようになったんだ!
この機能は、ランニング中に屋外のトラックを利用する人にとって凄く便利なんだよ。トラックに到着すると、自動で検出して、Apple MapsやGPSを使って距離や速度、ルートマップを提供してくれるんだ。
さらに、ワークアウト中にラップアラートなども教えてくれるんだ。トレーニングが終わったら、iPhoneのフィットネス・アプリでいろんな情報が地図上に表示されるから、自分の成績を振り返ることができるんだ!
Apple Watchで「アウトドアラン」というワークアウトをするには、watchOS 9.2が必要です。まず、ワークアウトアプリを開いて「アウトドアラン」を選択します。
Apple Watchがトラックを検出すると、レーンを選択するよう指示されます。「レーンを選択」をタップして、プラスとマイナスのボタンでレーンを選んだら、「確認」をタップします。
もしワークアウト中にレーンを変更したい場合は、Watchフェイスを右にスワイプして「レーン」という項目をタップし、新しいレーンを入力したら、そのまま続けてください。
カスタムワークアウト:自分で考える筋トレメニューの作成方法
「カスタムワークアウト」とは、Apple Watchによるトレーニングセッションを自分好みにカスタマイズできる素晴らしい機能です。
例えば、「アウトドアラン」には、6回800mリピートや8回400mリピートなどのプランがあらかじめ用意されていますが、自分の好みに合わせて完全にカスタマイズすることもできます。
ワークアウトアプリを開いて、「アウトドアラン」を選択し、「3つの点」をタップして「ワークアウトを作成」を選ぶと、ウォームアップやクールダウン、インターバルやリカバリーなどを自由に設定して、独自のワークアウトプランを作ることができます。
プランには名前もつけられます。Apple Watchでこれまで以上に自分好みのトレーニング体験を楽しみましょう!
適切な心拍ゾーンでトレーニングを!効率的に結果を出す方法
ランニングをする際は、目標に合わせて走り方を変えることができます。例えば、「5キロ走り切ること」や、特定の心拍数帯でトレーニングしたい場合もあるでしょう。
心拍数帯を知るためには、ランニング中に使えるデジタルウォッチを使って確認することができます。
さらに、カスタム心拍数帯を設定することもできますし、Healthアプリでは自動的に相応しい帯を作ってくれます。 iPhoneのWatchアプリで心拍数帯を表示したり変更したりするには、My WatchタブからWorkouts、そして心拍数帯へ進んでください。
オプションは次のとおりです。「休息」、「最大値」、「5つの推測値帯域」、「設定された帯域」。
静かに走って過ごそう!通知音を消す簡単な方法
ランニング中にイライラしたり、気分を害してしまうような通知を受け取ると、せっかくのランニングのペースが台無しになってしまいますよね。
そこで、私たちはApple Watchのフォーカス機能を使って、ランニングを楽しむために余裕を持って取り組んでみましょう。
例えば、iPhoneの「フォーカス」設定によって、通知を減らすことができます。標準の「邪魔されない」設定を選ぶこともできますし、ランニングモードに合わせておしゃれに「フィットネスフォーカス」を選ぶこともできます。
これにより、ランニング中は通知が少なくなり、あなたの集中力を途切れさせることがありません。
ランニングは気分転換に最適なので、ストレスを減らすためにも、ぜひこのテクニックを試してみてください。
「フォーカス」についてもう少し詳しく説明しますね。
iPhoneの「コントロールセンター」を開いて、「フォーカス」のタイルをタップしてホールドすると、「フォーカス」の設定画面が表示されます。
そこで、「Fitness」という「フォーカス」を選ぶと、その設定を自分好みにカスタマイズできます。
例えば、大切な人からの通知や、自分が頻繁に使用するアプリからの通知だけを表示するように設定することができます。
もし、あなたが「フィットネスフォーカス」のスケジュールを選択していなかった場合、Apple Watch の画面下部から上にスワイプして、月のマークをタップ&ホールドし、「フィットネスフォーカス」を選んでください。
そうすれば、不要な通知を受け取らないようにすることができます。
自分自身と競争しながら、ランニングの楽しさを倍増!
自分自身と競い合うことができるのは、とても楽しいことです。
Race Routeというのは、以前に2回以上完走したコースで、前回や自己ベストと競うことができます。 Race Routeを設定するには、ワークアウトアプリを開いて、「Outdoor Run」を選んで、「3つのドット」をタップします。
それから、「レースに参加したいルート」を選んで、「前回または自己ベスト」のどちらかを選択します。
ワークアウト中、進捗状況が確認できるので、もう少し走る必要があるかどうか、残りの距離はどのくらいなのかが分かります。もしルートから外れた場合は、「ルート外」という通知が表示されます。
ランニングや散歩に最適!オートポーズをONにするメリットとは?
田舎の道を走行中、時間に余裕のない方は停止しなければならない場所に到着するたびに、かなりストレスを感じることがあるでしょう。
一時休憩をとるチャンスでもありますが、通常のペースを維持することは難しいです。しかし、Apple Watchのオートポーズ機能を活用することで、デジタルクラウンやサイドボタンを押す手間はなく、一時停止できます。
オートポーズ機能を有効にするためには、まずiPhoneでWatchアプリケーションを開き、「My Watch」タブに移動します。
次に、「ワークアウト」→「自動一時停止」と順番にタップしてください。これで、Apple Watchが運動のペースを感知した場合、自動的に一時停止されて再開されます。
Apple Watch Ultraのアクションボタンで何ができるの?使い方を紹介!
Apple Watch Ultraに特化した情報ですが、便利な機能があります。Watch Ultraの左端には、カスタマイズ可能なアクションボタンがあります。
例えば、ワークアウトを素早く開始したい場合、iPhoneでWatchアプリを開いて、「My Watch」タブをタップします。
そこで「アクションボタン」を選んで、「ワークアウト」を選択し、どのような動作をアクションボタンに割り当てるのか選ぶことができます。悲しいことに、この機能はApple Watch Ultra専用ですが、使える機能なので、活用すると便利です。
Apple Watchでランニングする際のコツやヒントはいくつかありますが、一番大切なことは、Apple Watchに正確なデータが登録されていることです。
正確な距離や消費カロリーを測定するために、必ずデータの確認を行いましょう。確認方法は簡単で、iPhoneのWatchアプリを開いて、「マイウォッチ」から「ヘルス」を選択します。
その後、「健康の詳細」から登録した情報を確認し、必要に応じて変更することができます。しっかりとデータを確認することで、ランニング時の正確な情報を得ることができます。