今日は私の毎日の相棒とも言える「テックデバイス対応バックパック」について、とことん語らせてください。フリーランスとして働きながら各地を旅する私にとって、ノートPCやタブレットを安全に持ち運べるバックパックは、まさに命綱のような存在なんです。
バックパックが変える日常と旅のスタイル

「バッグ選びに失敗して、大切なデバイスが壊れた…」なんて経験、ありませんか?私は以前、安いバックパックを使っていた際、電車の中で転倒してしまいノートPCの画面にヒビが入ってしまったことがあります。その修理代は新しい高品質バックパックを買うよりも高くついてしまいました。
実は、適切なバックパックがあれば、日常の通勤・通学はもちろん、出張や旅行まで、あらゆるシーンでデジタルデバイスを安全に持ち運ぶことができるんです。今や私たちの生活に欠かせないノートPC、タブレット、スマートフォン、さらにはカメラや周辺機器まで、しっかり守ってくれる頼もしい相棒を見つけましょう。
バックパック選びで重視すべき5つのポイント
私が数十種類のバックパックを試してきた経験から、本当に使いやすいバックパックの条件をまとめました:
- デバイス保護機能 – 衝撃吸収パッドや独立収納スペース
- 収納力と整理機能 – 必要なものが迷子にならない設計
- 快適な背負い心地 – 長時間背負っても疲れにくい構造
- 耐久性と防水性 – 突然の雨でも中身を守れる素材
- デザイン性 – ビジネスからカジュアルまで対応するルック
これらを満たす優れたバックパックをこれから詳しくご紹介します。使用感や価格帯も含めて、あなたのライフスタイルに合ったものが見つかるはずです!
おすすめテックバックパック5選
1. STM Myth Backpack – コスパ最強の多機能バックパック
価格帯:15,000円~20,000円
STM Mythは私が最初に本格的に使ったテック向けバックパックです。手頃な価格でありながら、機能性は妥協していない点が素晴らしいんです。
特筆すべきは「スリングテック」と呼ばれるラップトップ保護システム。バックパックを置いたときに床からノートPCが浮いた状態で収納されるため、うっかり落としても衝撃を最小限に抑えてくれます。私はこの機能のおかげで、空港でバッグを強く床に置いてしまった時も、中のMacBookを無事に守ることができました。
内部には様々なポケットとコンパートメントがあり、モバイルバッテリーからスマホへの充電ケーブルを通す専用チャンネルも備わっています。これが意外と便利で、移動中でもスマホの充電が切れる心配がありません。
背面にはスーツケースのハンドルに通せるパススルー機能があるので、空港での移動が驚くほど楽になります。さらに、背面クッションは通気性が良く、夏場でも背中が蒸れにくい設計になっているのが嬉しいポイントです。
こんな人におすすめ:
- コスパを重視する学生や新社会人
- 毎日の通勤・通学でノートPCを持ち運ぶ方
- 比較的軽量なデバイスを持ち運ぶ方
2. Peak Design Travel Backpack – 旅するデジタルノマドの相棒
価格帯:35,000円~50,000円
私が長期の海外出張や旅行で愛用しているのがこのバックパックです。一見すると高価に思えますが、その使い勝手と耐久性を考えると十分な価値があります。
最大の特徴は拡張性で、35Lから45Lまでサイズを変えられます。普段は35Lでコンパクトに使い、旅行時には45Lに拡張して機内持ち込み最大サイズまで活用できるんです。先日のニューヨーク出張では、5泊分の衣類とノートPC、カメラ機材をすべてこのバッグ一つに収めることができました。
内部は完全にカスタマイズ可能で、不要なディバイダーは取り外して荷物に合わせたレイアウトにできます。サイドアクセスも可能なので、バッグの底に入れたものを取り出すためにすべての荷物を出す必要がありません。
リサイクルナイロン400Dシェルの耐久性は折り紙付きで、2年以上使用している私のバッグはまだへたれる気配すらありません。また突然のスコールに見舞われた時も、中のデバイスはしっかり守られました。
こんな人におすすめ:
- 出張や旅行が多いビジネスパーソン
- カメラやドローンなど複数のデバイスを持ち運ぶクリエイター
- 1つのバッグで多用途に使いたい方
3. Lowepro Freeline BP 350 AW – 写真・動画クリエイター向け最適解
価格帯:25,000円~50,000円
カメラ機材を主に持ち運ぶ方にとって、Loweproは信頼のブランドです。私もYouTube撮影用の機材を運ぶときに重宝しています。
このバックパックの最大の特徴は「QuickShelf」と呼ばれる取り外し可能な3段収納システム。カメラボディ、レンズ、ドローン、ジンバルなどを分けて収納できます。先日の撮影では、一眼レフカメラ本体に加え、3本のレンズ、小型ジンバル、さらにMacBook Proまですべて収納できました。
驚くべきは、この収納棚を取り外せば普通のバックパックとしても使えること。撮影機材を宿泊先に置いて、ちょっとした街歩きに出かけるときなどに非常に便利です。
素材には耐水性の高級ナイロンが使用されており、さらに専用のAll Weatherカバーも付属しているので、突然の雨でも安心。機材を守る保護性能は最高レベルです。
背面には15インチノートPCが収納できるスペースに加え、予備バッテリーやケーブル類を整理するポケットも十分に確保されています。撮影後のデータバックアップまで考慮された設計なんです。
こんな人におすすめ:
- プロ・アマチュア問わず写真愛好家
- YouTube等の動画コンテンツクリエイター
- 撮影ロケが多いメディア関係者
4. The North Face Borealis Classic – 頑丈で万能な定番モデル
価格帯:12,000円~15,000円
耐久性とコストパフォーマンスを求めるなら、このノースフェイスのバックパックは本当におすすめです。私も学生時代から愛用していて、8年経った今でも現役で使っています。
特筆すべきは、その耐久性と使い勝手の良さです。コーデュラナイロン素材は擦れや裂けに強く、毎日の使用に耐える頑丈さが魅力。特に学生や激務のビジネスパーソンなど、バッグを雑に扱いがちな方にはピッタリです。
背面とショルダーストラップには十分なパッドが入っており、重い荷物でも肩や背中への負担が少なく感じます。通学時に教科書や参考書をたくさん入れていた時も、肩が痛くなることはありませんでした。
収納面では、フロントコンパートメントに小物用ポケットが充実しているため、ペンやスマートフォン、イヤホンなどが迷子になりにくい構造。メインコンパートメントは広々としており、教科書や書類、着替えなどがたっぷり入ります。
背面の専用セクションには15インチまでのノートPCとタブレットが別々に収納可能。これによりデバイス同士が擦れ合うことなく安全に持ち運べます。
こんな人におすすめ:
- 毎日のハードな使用に耐えるバッグを求める学生
- アウトドア要素を取り入れたスタイルが好きな方
- コスパの良さを求める方
5. Peak Design Everyday Backpack – 日常使いの完成形
価格帯:28,000円~33,000円
日常的に使うバックパックとして、私が最も気に入っているのがこちらのPeak Design Everyday Backpackです。20Lと30Lの2サイズがありますが、私は余裕を持って30Lを選びました。
このバックパックの魅力は「FlexFold」という柔軟な仕切りシステム。内部空間を自由自在にカスタマイズできるため、その日の荷物に合わせて最適な収納が可能になります。例えば平日はノートPCとドキュメント中心、週末はカメラ機材中心というように、ライフスタイルに合わせて変幻自在に変化します。
サイドからのアクセスも可能なので、バッグを床に置いたままでも中身を取り出せるのが便利。会議中に必要な資料をさっと取り出せたり、撮影時にカメラをすぐに取り出せたりします。
外側の素材には500Dコドラシェルを採用し、雨や汚れに強いだけでなく、高密度パッドによる保護機能も備えています。先日の自転車通勤中に転倒してしまった際も、中のデバイスはまったく無傷でした。
また、随所に使われている陽極酸化アルミニウム製の金具は見た目の高級感だけでなく、堅牢性も抜群。ジッパーやストラップの接続部など、よく壊れがちな部分も長期間使用に耐える設計になっています。
こんな人におすすめ:
- デザイン性と機能性の両方を求める方
- 毎日違う荷物構成で使う必要がある方
- 長く使える高品質なバックパックを探している方
バックパック選びのプロが教える失敗しない選び方
実際にバックパックを選ぶ際のポイントをさらに詳しくご紹介します。
サイズ選びは持ち物リストから逆算しよう
「大は小を兼ねる」と考えがちですが、必要以上に大きなバックパックは使い勝手が悪くなります。まずは普段持ち歩くアイテムをリストアップし、それに合ったサイズを選びましょう。
- 15〜20L: デイリーコミューター向け(ノートPC+小物のみ)
- 20〜30L: 標準サイズ(ノートPC+書類+ランチボックスなど)
- 30L以上: 一泊出張や機材持ち運び向け
デバイス収納部は自分のガジェットサイズに合っているか確認
ノートPCやタブレット用の収納スペースは、メーカーによってサイズが異なります。例えば16インチのMacBook Proや大型のゲーミングラップトップを使用している場合は、必ず対応サイズをチェックしてください。
特にチェックすべきポイントは:
- 肩紐の幅と柔軟性
- 背面パッドの厚みと通気性
- ウエストベルトやチェストストラップの有無(重い荷物を運ぶ場合に重要)
- 自分の背丈に対するバックパックの長さ
防水・耐久性は素材をチェック
テックデバイスを守るためには、バックパックの素材も重要です。私のおすすめは:
- ナイロン(特に1000D以上): 最も耐久性が高い素材の一つ
- コーデュラナイロン: 擦れや引き裂きに強く、長期使用に適している
- 防水加工キャンバス: 見た目の良さと機能性を両立
- YKK防水ジッパー: ジッパー部分からの水の侵入を防ぐ
Peak Designのバックパックを使用中、突然の豪雨に見舞われたことがありますが、内部のデバイスはまったく濡れませんでした。防水性能は本当に重要です。
収納の柔軟性と整理のしやすさ
バックパックの内部構造は、使い勝手に直結します。以下のような機能が便利です:
- 取り外し・調整可能な仕切り
- アクセスしやすいサイドポケット
- ケーブル類を整理するための小さなポケット
- キーホルダーやペンホルダーなどの専用スペース
私のLowepro Freelineは、内部の仕切りをカスタマイズできるので、月曜は書類中心、火曜はカメラ機材中心というように、その日の予定に合わせて内部レイアウトを変えられるのが本当に便利です。
デバイス保護のための裏ワザテクニック
追加の保護材を活用しよう
バックパック自体の保護機能に加えて、以下のアイテムを併用するとさらに安心です:
- PCスリーブケース: 傷防止と追加のクッション性を提供
- タブレット用強化ガラスフィルム: 画面保護の基本
- 防水インナーバッグ: 完全防水が必要な機材用
- ケーブルオーガナイザー: ケーブルの絡まりを防止
私は特に重要なデバイスには二重保護を心がけています。例えば、MacBookは専用のネオプレンスリーブに入れてからバックパックの専用コンパートメントに収納しています。
重量バランスを意識した詰め方
バックパックに荷物を詰める際は、重いものを背中側に、軽いものを外側に配置するのがコツです。こうすることで重心が体に近くなり、長時間背負っても疲れにくくなります。
実際にPeak Designのバックパックで一日中街を歩き回った時、このパッキング方法のおかげで肩や背中の疲労が明らかに軽減されました。
バックパックのメンテナンス術
せっかく良いバックパックを購入しても、メンテナンスを怠ると寿命が短くなります。私が実践している方法をシェアします:
定期的なクリーニング
- 2〜3ヶ月に一度は空にして優しく洗濯(メーカーの指示に従う)
- 汚れた部分は消しゴムや中性洗剤で部分洗い
- 完全に乾かしてから使用再開
- ジッパーには専用の潤滑剤を定期的に塗布
適切な保管方法
使わない時期のバックパックはこのように保管しています:
- 中身を空にし、形が崩れないよう軽く詰め物を入れる
- 直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管
- 吊るして保管すると底の形状維持に効果的
STM Mythを3年以上使用していますが、このようなメンテナンスのおかげで、まだ新品のような外観を保っています。
シーン別バックパック活用法
ビジネスシーンでの活用
私が営業訪問時に実践しているバックパックの使い方です:
- 名刺入れと小物はフロントポケットに配置し、素早くアクセス
- ドキュメントは折れないよう専用コンパートメントに
- 予備バッテリーは常に側面ポケットに配置
- 会議中はバックパックを床に横置きし、上部からアクセス
旅行時の活用テクニック
先日のヨーロッパ2週間旅行で実践した方法です:
- 貴重品はバックパネル側の隠しポケットに
- 頻繁に使うアイテム(パスポート、モバイルバッテリー)はトップポケットに
- 着替えは圧縮バッグを活用して最小化
- スーツケースのパススルーを活用して空港での移動を楽に
クリエイティブワーク時の工夫
動画撮影の現場では:
- カメラは即座に取り出せるサイドアクセスポケットに
- SDカードやバッテリーは専用ポーチで管理
- 三脚は外部アタッチメントで持ち運び
- 撮影後のデータバックアップ用HDDも安全に収納
私がバックパック沼にハマった体験談
「たかがバッグ、されどバッグ」という言葉を実感したのは、フリーランスになって間もない頃でした。当時は安いバックパックを使っていましたが、出張先でノートPCを落として修理に出す羽目に。その修理費用が2万円を超え、「これなら良いバックパックを買った方が良かった」と痛感したのです。
それからというもの、様々なバックパックを試し、今では用途別に3つのバックパックを使い分けるまでになりました:
- 毎日の通勤用: The North Face Borealis Classic
- 撮影機材運搬用: Lowepro Freeline BP 350 AW
- 1〜2泊の出張用: Peak Design Travel Backpack
この組み合わせで、あらゆるシーンに対応できています。特に写真や動画の撮影が増えてからは、機材保護の重要性を痛感しており、Loweproの専門性には大変助けられています。